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「マルハニチロ」の由来

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東京都江東区に本社を置く、2007年に旧株式会社マルハグループ本社と旧株式会社ニチロが経営統合して誕生した、株式会社マルハニチロホールディングス傘下の水産・食品関連企業グループのブランド名。

水産加工食品の他、医薬品のコンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸や健康素材のDHA、EPA、DNA、コラーゲンなど、主に水産由来原料の製品を、国内はもとより海外市場でも積極的に販売しており、化粧品(「スクウィナ」シリーズ)や栄養補助食品などの生産販売を行っている。

マルハの由来は、旧マルハ株式会社の創始者である中部幾次郎氏を生んだ中部家の家号が、同家が明石郡林村(現神戸市近郊)の出身であったことから「林屋」となり、林屋の戸主が先々代から「林屋兼松」と名乗っていたことから、家号を「林兼(はやしかね)」として商標を○にひらがなの「は」とした事から。

また、「ニチロ」は、旧社名である日魯漁業株式会社からで、同社がロシア海域(北洋漁場)での漁業を目的に設立された事に由来している。
尚、「日露」ではなく「日魯」としているのは、ロシアを漢字表記した時の古い書き方である「魯西亜」の頭文字を取った為で、当時すでにあった「露」という文字が「はかないツユ」に通じて縁起がよくないとされ、「魯」であれば「日魯」と縦書きにしたときに二つの「日」が「魚」をはさむので、「毎日毎日魚がとれるという意味になって縁起が良い」とされた為。

「マルハニチロ」ロゴマークの由来・意味

マルハの「M」とニチロの「N」、2つの波をパターン化してデザインされており、2つの波が共鳴しあい、伝統をベースにしなやかに変化しながら、食の世界に新しい波を起こしたい、世界中においしさを届けしたい、という願いをイメージしている。

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