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「ヤンマー」の由来

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大阪市北区に本社を置く、ヤンマーホールディングス株式会社及びその傘下のグループ企業のブランド名で、エンジンや農業機械、建設機械、小型船舶の製造・販売を行っている。

1912年に創業者の山岡孫吉氏に設立された石油発動機メーカー「山岡発動機工作所」がその始まりで、1921年に完成させた横形の石油発動機「ヤンマー変量式石油発動機」で初めて「ヤンマー」ブランドが登場した。

1931年に法人化し、1952年には社名を「ヤンマーディーゼル株式会社」に変更。
2013年に株式移転により純粋持株会社「ヤンマーホールディングス株式会社」を新設し持株会社制へ移行している。

「ヤンマー」の由来は、大型のトンボである「ヤンマ」と山岡氏の「山」。

当初、山岡氏は豊作を象徴する「トンボ」を商標とする予定であったが、他メーカーがすでに商標登録を済ませており、断念。
一時は商標権の買い取りも検討した程だったが、ある営業担当者が「トンボもいいが、いっそトンボの王様であるヤンマとすればよい」と山岡氏に提案。

山岡氏はこの意見を取り入れ、「ヤンマ・トンボ」と自信の姓「山岡」の「ヤマ」を結びつけ、いいやすい音引きを付けて「ヤンマー」と名付けられた。

「ヤンマー」ロゴマークの由来・意味

「ヤンマー」の由来であり、日本人にとって豊作の象徴でもあるトンボ(オニヤンマ)の『羽』を意匠化しており、この2つをモチーフで、次の100年へと飛躍するブランドの意志を表現している。

鋭角的なフォルムは、未来を切りひらく先進性と精緻を極める世界最先端の技術力を象徴しており、コーポレートカラーでもある赤で「開拓者精神」「挑戦」「情熱」「太陽」「豊かさ」を表している。

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