「トンボ鉛筆」の由来
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1913年に創業者の小川春之助氏が開業した「小川春之助商店」がその始まりで、1927年に「トンボ印」を商品マーク(ブランド)に採用。
1939年に法人化し、1963年に最高級製図用鉛筆「MONO」を発売。
同商品のノベルティとして付けた消しゴムが反響を受けた事から、1969年にMONO消しゴムの市販を開始し、現在でも消しゴムのトップブランドとして知られている。
「トンボ鉛筆」の由来は、1927年に発売した鉛筆のブランド名で、昆虫の「トンボ」の古名が「あきつ=秋津」であり、古くは日本のことも秋津島(あきずしま)と呼んでいたといわれることから、日本を代表する鉛筆という意味が込められている。
また、古くからトンボは人々に愛された昆虫であったことや、武将の兜の正面の装飾具に用いられるなど「勝虫」ともいわれ、縁起のいい生き物とされてきたこともあり、社名に採用された。
尚、英字表記の際に「TOMBO」ではなく「TOMBOW」となっているのは、「TOMB」が英語でお墓を意味することから、小川春之助氏がその誤読を避けるために最後に「W」をつけたとされている。