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「ミツカン(mizkan)」の由来

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愛知県半田市に本社を置く、株式会社Mizkan Holdings参加の大手食品・調味料メーカー株式会社Mizkanの社名・ブランド名。

1804年(文化元年)に、中野(中埜)又左衛門が創業した酒蔵がその始まりで、1923年(大正12年)に株式会社中埜酢店(なかのすみせ)に改組。
1964年(昭和39年)に、現在でも同社の看板商品である「ミツカン味ぽん」を発売。

ミツカンの由来は、明治17年(1884)に交付された商標条例により、商標の出願が義務づけられた際に、それまで使用していた商標「丸勘」が他社に使用されてしまった事により、中埜家の家紋を元に新たに考案された商標「ミツカン(三ツ環)」。
中埜家の家紋は、三本線を○で囲んだもので、この三本の線を「ミツ」、○を「カン(環)」とよんで、合わせて「ミツカン(三ツ環)」とした。

「ミツカン(mizkan)」ロゴマークの由来・意味

創業家の中埜家の家紋から、四代目中埜又左衛門(なかのまたざえもん)により考案されたもので、三本線の下に○をつけたのは「天下一円にあまねし」という易学上の理念を表している。

現在は、上の三本の線は、お酢の命と言われる「味」「きき(酸っぱさ)」「香り」を表わしており、その下に続く「○(まる)」は、それらを「まるくおさめる」という意味が込められている。

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