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「JR」の由来

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東京都渋谷区に本社を置く、東日本旅客鉄道株式会社や北海道旅客鉄道・東海旅客鉄道・西日本旅客鉄道・四国旅客鉄道・九州旅客鉄道等の鉄道事業者を中心とした企業群の総称で、各企業の略称としても用いられているブランド名。

1987年に日本国有鉄道の分割民営化により発足。
JRグループとも呼称されるものの、各社が独自の資本体制で独立した経営が行なわれており、株式の持ち合いや、持株会社なども存在していない。

「JR」の由来は、日本国有鉄道の英語名が「Japanese National Railways」であったことから、国有を意味する「National」を除き、「JR」となった。

「JR」ロゴマークの由来・意味

高速走行時の視認性も考慮され、JとRをくっつけただけのシンプルなデザインとなっており、「レールは全国で1つにつながっている」という思いが込められている。

太く、横に広がりを持たせたデザインでスピード感を表現すると共に、「J」の文字に「R」の斜めの支えを加えることで安定感、大地に根を張るイメージを持たせており、鉄道車両が前後双方向に動く事から、JRの文字が前後どちらに動いても違和感がないようにデザインされている。

また、グループ各社のロゴとイメージカラーについては下記の通りとなっている。

  • JRグループ(無彩色):JRグループ全体を表すマークとなっており、汎用性を考慮し、黒、グレー、白、3つの無彩色となっている。
  • JR北海道(ライトグリーン):真白な雪の大地から一斉に芽生え、やがて野山を彩る柔らかなライトグリーンで、新会社の、さわやかで伸びやかなイメージを表現している。
  • JR東日本(グリーン):東北、信越、関東の豊かな緑色で、力強く発展していく新会社の未来をシンボライズしている。
  • JR東海(オレンジ):かぎりなく広がる東海の海と空の彼方を染める夜明けの色を表現しており、新鮮で潑剌としたオレンジのように、フレッシュな新会社を表している。
  • JR西日本(ブルー):日本の文化と歴史に彩られた地域にふさわしい色で、地域に密着した会社を表すと共に、豊かな海と湖を象徴するカラーともなっている。
  • JR四国(ライトブルー):太平洋の青さより、さらに鮮やかなブルー、「青い国・四国」で知られる澄みきった空のブルーで、新会社のフレッシュさを表現している。
  • JR九州(レッド):南の明るい太陽の国には、燃える熱意の色「赤」がふさわしく、全力で明るくスタートダッシュをきる新会社の意欲的な姿勢を表現してる。
  • JR貨物(コンテナブルー):新会社のフレッシュさと信頼感を演出するカラーとなっている。

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