「Triumph(トリンプ)」の由来
日本法人の「トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社」は、日本の下着業界におけるシェア第2位に位置し、「天使のブラ」「恋するブラ」などの複数ブランドを展開している。
1886年にドイツで、コルセットの製造職人の”ヨハン・ゴットフリート・シュピースホーファー”と商人の”ミヒャエル・ブラウン”が、コルセット製造所「シュピースホーファー&ブラウン」を設立したのがその始まりで、1902年に世界中のどこでもひと目で認識してもらえる印象的な商標の必要性を感じていたシュピースホーファーとブラウンは、パリの凱旋門(arch of triumph)を目にしたときにアイディアがひらめき、「勝利(Triumph=トライアンフ)」を商標とした。
「トリンプ」というブランド名は、日本に進出するに辺り、「Triumph(トライアンフ)」を日本になじみやすくする為に「トリンプ」という読み方に変えたのが由来。
「Triumph(トリンプ)」ロゴマークの由来・意味
ロゴデザインの書体は、20世紀半ばから使用していた旧トリンプロゴからインスピレーションを得たデザインで、情緒的で女性らしく、優雅さと力強さを表現しており、トリンプの下記4つのブランド価値を体現している。
①「Feminine Confidence(女性の自信を高めること)」
②「Empathy(理解すること)」
③「Integrity(モノづくりへの真摯な姿勢)」
④「Imagination(新さを生み出すこと)」を体現している。
また、シンボルマークである「王冠」は、温かみがある書体デザインとは対照的に、幾何学的かつ現代的なデザインとなっており、世界最大級のインナーウエアメーカーとしての力強さを象徴し、王冠の4つの先端で、トリンプの技術力の高さを表現している。
「THE MAKER OF LINGERIE SINCE 1886」というバイラインは、1886年の創業より、トリンプが「女性の自信を高める」という使命のもと、熟練の技と革新的な技術で高品質のランジェリーを作り続けてきた、という誇りを表すと共に、ユーザーにとって信頼のおける存在であり続けることを表現している。