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「大同特殊鋼」の由来

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愛知県名古屋市に本社を置く鉄鋼メーカーで、特殊鋼鋼材、機能材料・磁性材料、自動車部品・産業機械部品を生産している。
主力は社名の通り特殊鋼鋼材で、構造用鋼、軸受鋼、ステンレス鋼、チタン合金などを製造しており、航空機用エンジンシャフトでは世界シェアの約30%を確保している。

1916年に、愛知県名古屋市を中心に電気事業を展開していた名古屋電灯株式会社(1919年に木曽電気興業株式会社に改称)の製鋼部が独立し発足した「株式会社電気製鋼所」がその始まり。
1922年に、大同製鋼株式会社と合併し株式会社大同電気製鋼所に商号変更。
その後も多くの合併を繰り返し、1976年に日本特殊鋼株式会社・特殊製鋼株式会社と合併した際に現在の大同特殊鋼株式会社に改称している。 

「大同」の名が最初に登場するのは、1921年に木曽電気興業(株)、日本水力(株)、大阪送電(株)の3社が合併した際に誕生した新会社「大同電力株式会社」で、創業者である福澤桃介氏が「合併大合同」および「大同団結」の趣旨を込めて名付けたもの。

「大同特殊鋼」ロゴマークの由来・意味

1921年に大同電力株式会社が設立された際に社章を社内公募で決定したもので、星を「大」に見立て、中に「同」を配したもの。 

同社から分離した大同製鋼株式会社も同じデザインを引き継ぎ、現在に至るまでこのロゴマーク使用している。

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