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「フンドーキン」の由来

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大分県臼杵市に本社を置く調味料メーカー、フンドーキン醤油株式会社のブランド名で、醤油・味噌・調味料の製造及び販売を手掛けており、ドレッシング・ポン酢・柚子こしょう等の生産量は九州第1位、醤油は全国8位、麦味噌では国内トップの生産量となっている。

1861年に小手川金次郎氏が醤油・味噌の製造・販売を目的として創業し、1931年に合資会社小手川商店に改組。
1939年にフンドーキンを登録商標とし、1967年に現在のフンドーキン醤油株式会社に商号変更している。

ブランド名の「フンドーキン」の由来は、天秤ばかりなどで重さを量る際に用いる「分銅」に創業者小手川金次郎氏の「金」を繋げたもので、「分銅※」が裏表がなく左右対称であることから製品の確かさや、正直さを象徴するものであることからブランド名とされた。

※この場合の分銅は、「後藤分銅」のこと。

「フンドーキン」ロゴマークの由来・意味

ロゴマークも社名同様に天秤ばかりなどで重さを量る際に用いる「分銅」を意匠として「確かさ・正義」を表し、分銅には創業者である小手川金次郎氏の「金」があしらわれている。

尚、デザインのベースとなっている「分銅」は、上皿天秤で利用される様な円筒形もしくは板状の分銅ではなく、江戸時代に両替商などが秤量銀貨の測定に用いられた「後藤分銅」と呼ばれるもので、銀行を表す地図記号の意匠としても使われている。

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